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こんにちは、mctの米本です。

先日219日より、mctの新たな活動として『Convivial Salon』がスタートしました。さまざまな業種、職種で働く人々が、その垣根を越えて集い、対話し、楽しみながら学び合おうという趣旨のもとに企画したイベントです。「Convivial」という単語には「懇親的な」「陽気な」「お祭り気分の」といった意味があり、参加者が気軽に交流しながら楽しく学ぶことができる場づくりを目指しています。


企画の背景にあるのは、われわれmctの大切なポリシーの一つである[Co-Creation/共創]という考え方です。ユーザーを"顧客経験のエキスパート"として招き入れ、参加者全員の創造力を使って課題発見・課題解決に向き合う手法です。Convivial Salonもこのような思想をもとに、mctメンバーがパートナーの皆さんとともに学び、成長できる場を作りたいと考えて企画しました。

 

1回目は「オープンイノベーションで勝つ企業、負ける企業」と題して、早稲田大学ビジネススクール・樋原伸彦准教授をゲストスピーカーにお招きし、約50名の参加者全員が集まってオープンイノベーションについて学びました。


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はじめに樋原先生からオープンイノベーションの理論や事例についてご紹介いただき、その後は参加者が自社での取り組みやその問題点などを挙げながら対話を行いました。最初は慣れない場で緊張感も見られましたが、徐々に空気が温まってくると、参加者の方々から様々な意見が飛び交うようになり、終了する頃にはものすごい熱気で会場が一体となりました。


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参加者からは、オープンイノベーションの取り組みに関して、その概念の難しさから目的や意図が共有されないまま取り組まれているケースも多いことや、取り組みの成否を決める評価基準が不明確であるといった問題点が共有されました。また、それらの問題点に対して「オープンイノベーションの独立組織」や「業績好調時の新規事業投資」、「撤退戦略の事前策定」など興味深い解決策のアイデアもいくつか出てきました。


面白かったのは「出島」のメタファー。江戸幕府の鎖国時代に唯一、外国との貿易が行われた長崎の「出島」のように、オープンイノベーション活動は既存事業の組織やプロセスとは切り離して考える仕組みが必要であるとする意見です。私たちがよく見聞きするイノベーション事例は、その「成果物」に焦点が当てられていることが多く、「プロセス」を正しく定義することの重要性が十分に認知されていないのかもしれません。


イノベーションがうまくいかない要因は、とかく企業の文化や価値観の問題にされがちです。もう一歩踏み込んでルールやシステムの問題として捉えることで、イノベーションと正しく向き合うことができるのではないでしょうか。

 

参加者の方々が所属する企業の多くにおいて、オープンイノベーションはすぐに実現できる取り組みではないものの、そのコンセプトへの理解を深め、可能性を探索するという点で、貴重な機会になったのではないかと思います。

当日の配布資料をダウンロードしてご覧いただけます。


【配布資料ダウンロードはこちら ⇒ 配布は終了しました。ご興味のある方は直接お問合わせください 



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Convivial Salonでは今後も経営やマーケティング、デザインといった様々な分野のテーマを取り上げながら定期的に開催していく予定です。

 

○ビジネステーマについて熱く議論したい人

○自社の課題解決の答えを社外に求める人

○お酒を酌み交わしながら気軽に交流したい人

○終業後の時間を有意義に使いたいという人

○学習や成長の機会を求める人

 

そういった方々のご参加をお待ちしております。ぜひ今後もご期待ください。


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Akihiro Yonemoto
Akihiro Yonemoto

株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー/ストラテジスト

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